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リースバックで騙された?よくあるトラブルと対策を解説

[リースバック]
2025年2月25日
リースバックで騙された?よくあるトラブルと対策を解説

リースバックは、自宅を売却しても住み続けられる便利な仕組みですが、悪質な業者との契約で「騙された」と感じるケースもあります。売却価格が相場より低かったり、家賃や買い戻し金額が高額だったりと、後悔につながるトラブルは少なくありません。

この記事では、リースバックの仕組みやよくあるトラブル、信頼できる業者の選び方を解説します。安心して検討を進められるよう、知っておくべき注意点や対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

リースバックとは?

リースバックは、自宅を売却しながらもそのまま住み続けることができる仕組みとして注目されています。しかし、仕組みを十分に理解せず契約を結ぶと、予期せぬトラブルに巻き込まれることもあります。

最初に、リースバックの基本的な仕組みや注目される理由、さらにどのような人に向いているかを分かりやすく解説します。リースバックを検討する際の判断材料として、ぜひ参考にしてください。

リースバックの仕組み

リースバックとは、自宅を売却して現金化しながら、売却後もその家に住み続けることができる仕組みです。売却後の所有者は購入者となり、元の所有者は賃貸契約を結んで家賃を支払います。この方法により、家を手放さずに資金を確保することが可能です。

さらに、リースバックでは「買い戻し」という選択肢もあります。一定期間内に買い戻し金額を支払えば、再び家を所有することができる仕組みです。ただし、買い戻しには契約条件や費用がかかるため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。

リースバックが注目される理由

リースバックが注目されるのは、以下のような理由からです。

  1. 住宅ローン返済の負担を軽減できる
    ローン返済に困った場合、自宅を売却して資金を確保することで、経済的な負担を和らげることができます。
  2. 生活環境を変えずに資金調達が可能
    売却後も同じ家に住み続けられるため、引越しの手間や費用を抑えつつ、資金を確保できます。
  3. 老後の資金作りや緊急時の対応に有効
    高齢者にとっては、資産を現金化して老後資金に充てる手段としても選ばれています。

こうした柔軟性が評価され、リースバックを選ぶ人が増えています。

誰にとってリースバックは最適なのか

リースバックは以下のような人に向いています。

  1. 住宅ローンの返済に困っている人
    ローンの滞納や返済が厳しい状況で、家を手放さずに負担を軽減したい人に適しています。
  2. 資金調達が必要だけれど、住み慣れた家を離れたくない人
    転居せずにまとまった現金を得られるため、住環境を維持したい人に最適です。
  3. 高齢者や子育て世帯
    高齢者にとっては、老後資金として活用しやすい手段です。また、子育て世帯には子どもの学校や生活環境を変えずに済むというメリットがあります。

リースバックは、各家庭の状況や目的に合わせて柔軟に利用できる選択肢として、非常に有用です。

リースバックで騙される原因

リースバックは便利な仕組みですが、不適切な契約や悪質な業者によるトラブルが報告されています。「騙された」と感じるケースでは、相場よりも低い売却価格や高額な家賃、買い戻しの条件が厳しい契約内容が問題となることが多いです。

ここからは、リースバックで騙される原因や注意すべきポイントを詳しく解説し、安心して判断するための知識を提供します。

騙し業者によくある特徴

リースバックで騙されないためには、悪質業者の特徴を理解することが大切です。以下のような特徴を持つ業者には特に注意が必要です。

  1. 相場よりも大幅に低い売却価格を提示する
    市場価格を無視し、極端に低い金額を提示してくる業者は要注意です。契約を急かすことで冷静な判断を妨げようとする場合があります。
  2. 買い戻し条件が不明確
    「いつでも買い戻せる」など曖昧な説明をする業者は信用できません。買い戻し金額や期限を契約書で明確に確認する必要があります。
  3. 強引な契約を迫る
    契約を急かすために、「早くしないと大変なことになる」といった不安を煽る行為は悪質な手口です。
  4. 追加費用や隠れた条件を提示する
    初めに聞いていなかった費用を後から請求してくるケースもあります。細かい費用項目を確認し、曖昧な説明がないかチェックしましょう。

良実なリースバック業者の選び方

リースバックを成功させるには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。以下のポイントを参考に、慎重に選びましょう。

  1. 実績が豊富な業者を選ぶ
    リースバックの取引実績が多い業者は、適切な対応をしてくれる可能性が高いです。
  2. 口コミや評判を確認する
    インターネットや知人からの口コミを調べ、評判の良い業者を選びましょう。
  3. 売却価格や家賃が明確であること
    契約前に提示された売却価格や賃料が透明で、説明が明確である業者を選ぶことが大切です。
  4. 相談や質問に丁寧に対応してくれる
    質問への回答が誠実で、分かりやすい説明をしてくれる業者は信頼できます。

契約前に必ず確認すべきポイント

契約前に以下のポイントを確認することで、トラブルを防げます。

  1. 契約書の内容を細かく確認する
    買い戻しの条件や賃貸契約の詳細を含め、契約書に記載された内容を一つ一つ確認してください。
  2. 買い戻し金額と期限を明確にする
    買い戻し可能な期間や金額が具体的に明記されているかチェックしましょう。
  3. 賃料の増額条件
    賃貸中に家賃が増額される可能性がある場合、その条件について確認しておくことが重要です。
  4. 相談窓口や保証内容
    契約後にトラブルが発生した際に対応してくれる窓口や保証内容があるか確認してください。

これらのポイントを押さえることで、後悔のない判断をするための基盤が整います。

リースバックのよくあるトラブルの事例

リースバックを利用する際には、思いがけないトラブルに巻き込まれるケースもあります。たとえば、「強引な勧誘」や「想定外に低い売却価格」が原因で、後悔する人が少なくありません。

次にリースバックでよくあるトラブル事例を取り上げ、その内容や対策について詳しく解説します。事前にリスクを知ることで、トラブルを回避し、安心してリースバックを利用できる判断力を身につけましょう。

事例1 強引な勧誘で契約させられた

リースバックを検討している最中に、悪質な業者から強引な勧誘を受けるケースがあります。業者は「早く契約しないと損をする」や「他社ではもっと条件が悪くなる」といった言葉で焦らせ、詳細な契約内容を十分に説明しないまま契約を結ばせることが多いです。

このような場合、契約後に後悔する可能性が高いため、急かされても冷静に判断することが重要です。契約前に必ず複数の業者と比較し、信頼できる業者を選ぶことで、こうしたトラブルを回避できます。

事例2 売却価格が相場より低かった

リースバックでは、売却価格が市場の相場よりも大幅に低く設定されるケースがしばしば見られます。これは業者が利益を優先し、物件の価値を低く見積もることが原因です。不当に低い価格で売却してしまうと、生活資金が十分に確保できないだけでなく、経済的な負担が増すことになります。

物件の市場価値を事前に調査し、必要に応じて不動産鑑定士に相談することで適切な売却価格を確保しましょう。

事例3 賃貸の宿賃が高かった

リースバックの契約後、元の自宅に住み続ける際の賃料が予想以上に高くなることもあります。業者によっては契約時に賃料を十分に説明しないため、契約後に生活費の負担が大きくなり、生活が苦しくなる場合があります。賃料は長期的な家計に大きく影響するため、契約前に賃料が適正な範囲内に収まっているかをしっかり確認することが大切です。

事例4 買い戻し金額が高かったり買い戻しが出来なかった

リースバック契約では、物件を買い戻す選択肢が設けられている場合がありますが、買い戻し金額が契約時の売却価格よりも著しく高額になることがあります。さらに、買い戻しが不可能な条件が記載されていることも少なくありません。

このようなトラブルを避けるためには、契約時に買い戻し条件を詳細に確認し、不明点があれば弁護士や専門家に相談することをお勧めします。

事例5 賃貸中に退去を命じられた

リースバックでは、賃貸中に契約違反を理由に退去を命じられるケースもあります。たとえば、賃料の支払いが遅れるなどのトラブルが原因で強制退去となることがあります。

このような事態を避けるためには、契約内容を十分に理解し、支払い能力を慎重に計算することが必要です。また、万一トラブルが発生した場合には、消費者センターや弁護士に早めに相談することが重要です。

後悔しないためのリースバックの検討ポイント

リースバックを検討する際には、適切な情報をもとに冷静な判断をすることが大切です。悪質な業者や予想外のトラブルを避けるには、リースバックのメリットとデメリットを正しく理解し、自分に合った選択肢を見極める必要があります。

ここでは、後悔しないために重要なポイントを分かりやすく解説します。契約前に確認すべき事項や信頼できる業者の見分け方など、失敗しないための具体的なアドバイスをお届けします。

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リースバックのメリットとデメリットを理解する

リースバックには、自宅に住み続けながら資金を確保できるという大きなメリットがあります。住宅を売却することで一時的にまとまったお金を得られ、さらに賃貸契約を結ぶことで同じ住居に住み続けることが可能です。特に高齢者にとっては、住み慣れた家を手放さずに資金を調達できる点が魅力的です。

一方で、リースバックには注意が必要なデメリットも存在します。売却価格が市場相場より低く設定されるケースが多く、これにより期待したほどの資金が得られない場合があります。また、賃貸契約の家賃が高額になる可能性もあり、毎月の支出が増えることも懸念されます。さらに、買い戻しの際の費用が高くなるケースや、契約内容に不利な条件が含まれる場合もあるため、十分な確認が必要です。

メリットとデメリットをしっかり把握し、自分にとって最適な選択ができるようにしましょう。

信頼できる業者を選ぶ

リースバックを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。悪質な業者に騙されるリスクを避けるためには、業者の実績や評判を徹底的に調べることが大切です。具体的には、Webサイトや口コミサイトでの評価、過去の取引事例などを確認し、透明性のある運営を行っているかを見極めましょう。

また、契約前に業者の担当者と直接話をし、質問に対する説明が丁寧でわかりやすいかを確認してください。不明点をはぐらかしたり、不必要な急かしを行う業者には注意が必要です。さらに、国や自治体が認定した信頼性の高い団体に所属している業者であれば、より安心して取引を進めることができます。

信頼できる業者を選ぶことで、トラブルを未然に防ぎ、リースバックのメリットを最大限に活用できる可能性が高まります。慎重に比較検討を行い、安心して任せられる業者を見つけましょう。

家計としっかり相談して決断する

リースバックは生活の再建に役立つ選択肢ですが、その後の家計への影響を無視することはできません。契約を結ぶ前に、現在の収入や支出、家賃負担を考慮し、家計全体を見直すことが大切です。賃貸契約後に支払う家賃が家計を圧迫しないよう、無理のない範囲でプランを立てましょう。

また、リースバックを活用することで得られる売却価格をどのように利用するかも重要なポイントです。借金の返済や生活費の確保、将来の備えとして適切に活用するために、家族全員で話し合いを行いましょう。収支のバランスが保てるかを専門家に相談することも有効な方法です。

冷静な判断を行い、家計と相談した上で決断することで、リースバックを生活の安定に繋げることができます。計画性を持って、後悔のない選択を目指しましょう。

出来るだけ複数の業者と比較する

リースバックを検討する際は、複数の業者に見積もりや相談を依頼することが非常に重要です。同じ物件であっても、業者ごとに提示される売却価格や家賃、条件が大きく異なることがあります。最適な条件を見つけるためには、他社との比較が欠かせません。

特に注意したいのは、契約条件の詳細です。契約書に記載された内容をしっかり読み込み、売却価格や家賃だけでなく、買い戻しに関する取り決めや、将来的な家賃の改定ルールなども確認してください。これにより、リースバック後の生活設計を明確にすることができます。

複数の業者を比較することで、より自分に合った条件を見つけやすくなります。焦らず慎重に業者選びを進め、納得できる契約を結ぶことが大切です。

リースバックで騙されたと感じたときは

リースバック契約を進めたものの、条件が思い通りにならなかったり、不安が大きくなったりした場合、「騙された」と感じることもあるでしょう。このようなトラブルに直面した際には、冷静に対処することが何より重要です。

最後に、消費者センターや専門家への相談、契約内容の再確認といった具体的な対応策を紹介します。適切なサポートを得ることで、問題解決に近づき、再び前向きな生活を取り戻すための力となります。

消費者センターを活用する

リースバックで「騙された」と感じた場合、消費者センターに相談することが重要な第一歩です。消費者センターは、契約トラブルや不適切な取引に関する相談を受け付けており、専門のアドバイザーが適切なアドバイスを提供してくれます。リースバック契約の内容や業者の対応について問題があると感じたら、まずはこれらの専門機関に状況を説明し、具体的な解決策を模索することができます。

また、相談を通じて、同様のトラブルが他にも発生している可能性があれば、業者への監督強化を促すケースもあります。速やかに行動を起こすことで、状況の改善につながる可能性が高まります。

弁護士や専門家へ相談する

悪質なリースバック業者と契約してしまい、法的な問題が絡む場合は、弁護士や専門家への相談が効果的です。不利な契約内容や強引な退去要求などに直面した場合、法的な知識を持つ専門家が契約の有効性や適法性をチェックし、あなたの権利を守るための助言を提供します。場合によっては、不適切な契約の無効化や賠償請求などの具体的な法的手続きを進めることも可能です。

弁護士費用が気になる方は、自治体の無料相談窓口や法テラスを活用すると良いでしょう。専門家の力を借りることで、解決への道筋が見えてくるはずです。

信頼できる不動産会社に再確認する

リースバック契約に不安を感じる場合、信頼できる不動産会社に相談して契約内容を再確認することも有効です。特に、売却価格が適正かどうか、賃貸条件が市場に合ったものかなどを専門の視点からチェックしてもらうと、業者の不誠実な対応を見抜く手助けになります。こうしたプロフェッショナルの意見をもとに、必要に応じて契約の見直しや再交渉を進めることが可能です。

複数の意見を得ることで、冷静な判断ができるようになります。信頼できる不動産会社を探す際は、地域での実績や評判を重視することをおすすめします。

まとめ

リースバックは自宅に住み続けながら資金を調達できる便利な手法ですが、注意すべき点も多くあります。本記事では、リースバックの仕組みやメリット・デメリット、さらに「騙された」と感じるようなトラブルの原因や具体例を詳しく解説しました。特に悪質業者を見極める方法や、トラブルに巻き込まれた際の対処法についても触れています。

一番重要なのは、信頼できる業者を選ぶことです。契約内容や条件を複数の業者と比較し、慎重に検討することでリスクを回避できます。また、リースバックを検討中の方は、相談窓口や専門家の助けを借りて判断するのがおすすめです。

リースバックを成功させるには正しい知識が欠かせません。この記事を参考に、後悔のない選択をし、安心して新しい生活をスタートさせてください。

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